院内の設備・特殊機器
院内の設備
- 診察室の階数:1フロア
- 診察台の数:4台
- 隣の診療台との間仕切り:間仕切り
- エックス線 診療室
特殊機器
デジタルパノラマX線撮影装置〈エクセラ スマート〉
パノラマX線撮影は、上顎・下顎全体だけでなく、顎関節や上顎洞という鼻の横にある空洞まで撮影できます。そのため口の中全体の診査を行なうのに適しています。
一般にデジタルパノラマX線撮影の場合、従来のフィルムを使用したパノラマ撮影に比べ、X線の被爆量は1/2~1/3と少なくなります。
当院で導入したパノラマX線撮影装置は高感度の Direct CMOS センサーを使用しているため、X線量は従来の CCD を使用したデジタルパノラマX線撮影装置のさらに1/2に軽減され、にじみの少ないシャープな画像が得られます。
[2012年2月19日導入]
ビスタスキャンミニ
数本の歯の虫歯や根の状態を精査するのに、従来はX線を照射しデンタル・フィルム(4㎝×3㎝)に記録し、現像してきましたが、当院ではこれをデジタルイメージングプレートに記録し、ビスタスキャンミニというスキャナーでデジタル化しています。
従来の標準的なフィルムを使用した場合に比べ、X線の被爆量は1/4~1/5と少なくなりました。現像時間も最短6秒と大幅に短くなりました。
口腔内カメラ〈WAVE PICT プラス〉
顔貌から1本の歯までを写せる歯科専用の軽量ハンドピース型口腔内カメラです。カメラレンズ部周囲に8個のスーパーLEDを備えていて、暗い口腔内を照らします。
電動注射器〈アネジェクトⅡ〉
従来使用してきた電動注射器(アネジェクト)を改良されたアネジェクトⅡに変えました。 注入速度、注入圧力をコンピューターが自動的にコントロールし、注射時の痛みを軽減し、効き目を確実にします。また注射中の不安や恐怖感を和らげるためにメロディーが流れます。
ビスタスキャンミニ
大きく深い虫歯のために歯の中の神経を取る場合、正確に根の先まで神経を取って詰めないと、後々痛みが出たり腫れたりします。根管長測定器は神経の治療をする際に根の先端の位置を電気的に測定するのに使用します。
ルートZX miniは世界トップシェアを誇り、正確性で定評のあるルートZXを小型改良したもので、根管拡大用エンジン(トライオート mini)と連動して使用できます。
なお歯科界において、根管長測定器は日本が世界に誇る発明です。その基本原理は東京医科歯科大学歯学部の鈴木賢策教授、砂田今男教授らが考案されたもので、世界中の歯科医院がその恩恵を受けています。
根管拡大用エンジン〈トライオートmini〉
神経の治療の際に、ニッケルチタン製のドリルを用いて、神経の通り道を効率的に清掃拡大するのに使用します。ルートZX miniと接続すると、根の先端の位置を測定しながら安全に切削することができます。
[2012年1月11日導入]
歯面清掃器〈クイックジェットM〉
歯面清掃器のクイックジェットMは清掃用パウダー・水を含むジェットストリームを噴射することによって、短時間でタバコのヤニ、茶渋、ステイン、プラークを取り除きます。パウダーには重曹を使用しており、たとえ飲み込んでしまっても安全です。
[2009年8月5日導入]
ダイアグノデント
ダイアグノデントは、虫歯の進行度をレーザー光を使って測定する機械です。歯質に当てたレーザー光の反射をスペクトル解析し、歯質の変化を高精度で解析します。視診・触診やX線などによる診断よりも高い確率で初期カリエスを発見します。特に見つけることが困難とされる臼歯部裂溝の診断に有効で、患者さんのカリエスリスクを考慮しながら予防(再石灰化など)や処置・管理(最小限の切削)を行うことができます。
レーザー照射器〈オペレーザー・プロ〉
オペレーザー・プロは安全性の高い炭酸ガスレーザー照射器で、レーザーの出力や照射方法(連続照射やパルス状照射)などを選ぶことにより、粘膜の切開、口内炎や義歯による褥瘡の治癒促進、抜歯後の止血・治癒促進・消毒、神経治療時の根管消毒など多方面で使用できます。
[2005年3月14日導入]