院内の設備

  • 診察室の階数:1階
  • 診察用ユニットの数:4台(間仕切りによる半個室)
  • レントゲン室:デジタルX線撮影装置、パノラマ撮影装置(両者共にデジタルレントゲン)

診療機器

デジタルパノラマX線撮影装置〈エクセラ スマート〉

パノラマX線撮影は、上顎・下顎全体だけでなく、顎関節や上顎洞という鼻の横にある空洞まで撮影できます。そのため口の中全体の診査を行なうのに適しています。

一般にデジタルパノラマX線撮影の場合、従来のフィルムを使用したパノラマ撮影に比べ、X線の被爆量は1/2~1/3と少なくなります。

当院で導入したパノラマX線撮影装置は高感度の Direct CMOS センサーを使用しているため、X線量は従来の CCD を使用したデジタルパノラマX線撮影装置のさらに1/2に軽減され、にじみの少ないシャープな画像が得られます。

ビスタスキャンミニ

数本の歯の虫歯や根の状態を精査するのに、従来はX線を照射しデンタル・フィルム(4㎝×3㎝)に記録し、現像してきましたが、当院ではこれをデジタルイメージングプレートに記録し、ビスタスキャンミニというスキャナーでデジタル化しています。

従来の標準的なフィルムを使用した場合に比べ、X線の被爆量は1/4~1/5と少なくなりました。現像時間も最短6秒と大幅に短くなりました。

電動注射器〈アネジェクトⅡ〉

浸潤麻酔(歯の治療に行う注射の麻酔)の際の痛みを軽減し、効果を確実にするために電動注射器(アネジェクト2)を使用しています。電動注射器を使用すると注入速度、 注入圧力をコンピューターが自動的にコントロールされ、注射時の痛みが軽減されます。また注射中の不安や恐怖感を和らげるためにメロディーが流れます。

歯根長測定器

大きく深い虫歯のために歯の中の神経が細菌感染してしまうことがあります。そうなってしまった場合、根管長測定器を用いて根の先端の位置を電気的に測定し、根管(根の中の神経が入っていた管状のスペース)の先端まで神経を取ります。根の先まで正確・確実に
治療しないと、後になって痛みが出たり、細菌感染により根部に歯根裏胞という病巣ができてしまい、抜歯となってしまう場合があります。

院では正確で治療実績に優れたルートZXを使用しています。
なお歯科界において、根管長測定器は日本が世界に誇る発明です。その基本原理は東京科学大学(東京医科歯科大学)歯学部の鈴木賢策名誉教授、砂田今男名誉教授らが考案されたもので、世界中の歯科医院がその恩恵にあずかっています。

歯面清掃器(クイックジェットM)

歯面清掃器のクイックジェットMは清掃用パウダーと水を含むジェットストリームを噴射することによって、痛みなく短時間でタバコのヤニ・茶渋などの着色物(ステイン)を取り除きます。パウダーには重曹やグリシンを使用しており、たとえ飲み込んでしまっても安全です。歯の表面についてしまった着色物を歯磨き粉で除去しようとすると歯の健全な部分も削れてしまい、知覚過敏や虫歯の原因となりますので、クイックジェットによる歯面清掃がおすすめです。歯が白くなることをキャッチコピーとした歯磨き粉は研磨剤が必要以上に多く含まれているので当院では推薦していません。定期検診で歯石を除去した後にクイックジェットで歯面清掃することをお勧めしています。

ダイアグノデント

ダイアグノデントは、特殊なをレーザーを使って虫歯の進行度を測定する器械です。虫歯になりやすい歯の溝などに当てたレーザー光の反射光を分析し、歯質の変化や虫歯の状態を高精度で判定します。視診・触診やX線検査などでは正確に診断できなかった虫歯(カリエス)を発見することができます。特に臼歯部裂溝の診断に有効で、患者さんのカリエスリスクを考慮しながら予防(再石灰化など)や処置・管理(最小限の切削)を行うことができます。

ダイアグノデントによる測定値と臨床対応の目安(成人患者の場合)

0 ~ 4:特に処置の必要はないが、予防処置(フッ素塗布やシーラント)を実施することが勧められます。
15 ~ 19:予防処置を積極的に実施することが勧められます 。
20 ~ 29:患者のカリエスリスク、リコール間隔に応じて 予防処置または経過観察をすることもありますが、基本的には充填など保存修復処置(虫歯治療 )を実施することが勧められます 。
30以上:積極的に充填など保存修復治療を実施することが勧められます 。

※上記数字はあくまでも目安で、患者個人のカリエスリスクを考慮して診断します 。
* Lussi A: 新しい合面酵検出法,歯界展望,95( 6 )、1285 - 1295, 2000

レーザー照射器〈オペレーザー・プロ〉

オペレーザー・プロは安全性の高い炭酸ガスレーザー照射器で、レーザーの出力や照射方法(連続照射やパルス状照射)などを選ぶことにより、粘膜の切開、口内炎や義歯による褥瘡の痛みの軽減や治癒促進、抜歯後の止血・治癒促進・消毒、神経治療時の根管消毒、歯牙周囲の違和感の軽減など多方面で使用しています。特に口内炎の部位にレーザー光を当てると、痛みが軽減し、治癒促進に著しい効果があります。

口腔内カメラ〈WAVE PICT プラス〉

顔貌から1本の歯までを写せる歯科専用の軽量ハンドピース型口腔内カメラです。カメラレンズ部周囲に8個のスーパーLEDを備えていて、暗い口腔内を照らします。

根管拡大用エンジン〈トライオートmini〉

神経の治療の際に、ニッケルチタン製のドリルを用いて、神経の通り道を効率的に清掃拡大するのに使用します。ルートZX miniと接続すると、根の先端の位置を測定しながら安全に切削することができます。